【日光】新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言が本県を除く10都府県で1カ月間延長されたことを受け、市観光協会鬼怒川・川治支部は5日、鬼怒川・川治温泉旅館協同組合に加盟する28宿泊施設の今月の休業状況をまとめた。本県の宣言が解除される8日以降は、平日が全施設の6~7割、土・日曜は3~4割が休業する見通し。

 1月の宣言発出から今月7日の間は、平日が最大8~9割、土曜4割、日曜は6~7割が休業となった。

 今月8日以降は営業を再開する宿が増える。一方、首都圏4都県からの宿泊客が8割を占める温泉地のため、3月7日までの宣言延長に伴い休業日を増やしたり、今月いっぱい休業したりする宿もあるという。

 現在休業中で、今月中旬から週末を中心に営業を始める鬼怒川温泉大原の宿泊施設の40代経営者は、政府の観光支援策「Go To トラベル」の停止の影響も踏まえて「全国的に外出自粛ムードにあるので、予約の動きは鈍い」と説明。宣言の延長について「これが繰り返されると経済的に大打撃だ」と強調した。

 同支部の担当者は「4都県の感染状況の影響は大きい。早期収束を願い、安全にお越しいただけるよう万全の態勢で待ちたい」と話した。