さくら市で今秋開催予定の「FIFGフットゴルフワールドカップ日本2021」(W杯)が中止となったことが、3日までに分かった。新型コロナウイルス禍の収束が見通せない中、国際フットゴルフ連盟(FIFG)が決定。日本フットゴルフ協会が市などに報告した。

 日本初開催となるW杯はハンガリー、アルゼンチン、モロッコの各大会に続き4回目で、30カ国以上から選手約500人の参加が見込まれていた。当初は2020年秋の開催予定だったが、新型コロナの影響で今年9月22日~10月3日に延期となっていた。

 同協会事務局によると、中止決定は「FIFG加盟約40カ国の各会長による投票によるもの」で、1月28日にFIFGが発表。今後の開催は23年が有力視されており、開催国は再選考される。

 市は昨年7月、競技を通じて地域を盛り上げようと「市フットゴルフタウン推進委員会」を設立。漫画「キャプテン翼」の作者高橋陽一(たかはしよういち)さんを招いた大会を開催したり、ご当地アイドル「Lovin&S(ラヴィンズ)」に公式アンバサダーを委嘱したりするなど、大会成功に向けたバックアップを図っていた。

 中止の報告を受け、同委員会委員長を務める花塚隆志(はなつかたかし)市長は「次回の開催地募集があれば、名乗りを上げたい。今回の中止は、それまでの準備期間」と述べた。

 会場となる予定だった同市早乙女のゴルフ場「セブンハンドレッドクラブ」の小林忠広(こばやしただひろ)社長は「皆さんの期待の声も含め、実現できなかったことは残念。W杯に代わり、今後もフットゴルフ大会などの企画を通して楽しんでほしい」と話した。

 フットゴルフは、サッカーボールを蹴りながら、9~18ホールのゴルフ場コースを回るスポーツ。国内の競技人口は約3万人といわれている。