定例記者会見に臨む福田知事=3日午後、県庁

 福田富一(ふくだとみかず)知事は3日の定例記者会見で、新型コロナウイルス特別措置法に基づく緊急事態宣言が栃木県で解除となる8日以降、段階的に緩和する飲食店への営業時間の短縮要請は「全市町対象が好ましい」との見方を示した。新規感染者数は減っているものの、医療提供体制の負荷は依然高く、感染状況の指標が改善するまでは全県的な取り組みを続けたい考えだ。

 現在、8日以降も時短営業を要請する区域や協力金の額について、市町と協議しており、4日の県対策本部会議までに大筋合意を目指す。要請の対象業種は「現状の踏襲になる」(福田知事)といい、7日までの緊急事態措置と同じく飲食店を対象とする見通し。

 政府の対策分科会が示す指標の県内状況は、全7指標のうち3指標が4段階で2番目に深刻な「ステージ3」(感染者急増)に該当している。福田知事は「まずは7日までにステージ2(感染者漸増)以下を目指す」と述べた。