オンラインサミットの予告チラシ

 佐野市の岡部正英(おかべまさひで)市長は2日の定例記者会見で、「佐藤(さとう)さんゆかりの地 聖地化プロジェクト」の始動1周年を記念したオンラインサミットを3月20日に開催すると発表した。市を「佐藤姓発祥の地」として全国にアピールし、これまでに約700人が「佐藤の会」へ加入、約40万円のふるさと納税も寄せられたという。サミットでは全国の佐藤さん代表などに参加を呼び掛け、市の歴史や魅力を改めてPRする方針。

 市によると、佐藤姓は平安時代の武将藤原秀郷(ふじわらのひでさと)の子孫が全国に散らばり、「佐野の藤原」と名乗ったことが始まりとする説が有力とされる。全国で最多の約200万人いるといわれることから、全国の「佐藤さん」の誘客などを通して関係人口の増加を図ろうと、昨年3月10日にプロジェクトをスタートさせた。

 市の呼び掛けに応じて「佐藤の会」に入会したのは昨年末現在で704人。3分の1がふるさと納税などを寄せたプレミアム会員という。

 市は当初、1周年に当たる3月10日に、これらの会員らに参加を呼び掛け「佐藤さんサミット」を計画していたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため断念。代替イベントとして動画投稿サイトのユーチューブでライブ配信することを決めた。

 出演は名字研究家の森岡浩(もりおかひろし)さんや「佐藤さん代表」のほか、県代表としてお笑い芸人のU字工事、鈴木姓発祥地とされる和歌山県海南市の関係者らを予定している。事務局は「サミットを契機に、全国の佐藤さんに第二の古里と思ってもらえるような取り組みを強化したい」としている。

 配信は3月20日午前11時から。(問)市総合戦略推進室0283・20・3012。