色とりどりのつるし雛などさまざまな作品が並ぶ会場

 【日光】鬼怒川温泉街で1日、恒例の「きぬ姫まつり」が始まり、鬼怒川温泉大原の鬼怒川・川治温泉観光情報センターに「きぬ姫飾り展示」がお目見えした。新型コロナウイルス禍を受け、会場で実物を見られるのは本県の緊急事態宣言の解除後となるが、映像でも楽しんでもらおうと、今回初めて展示の様子を紹介する動画の配信を始めた。

 鬼怒川・川治温泉旅館協同組合女将(おかみ)の会主催。女将や地元有志約90人が10年前に制作を始めた。鬼怒川の名前の由来の一つとされる「絹」を使って手縫いで作っている。

 会場には色とりどりの人形や東日本大震災の復興の願いを込めた鶴、フジ棚などを展示。金びょうぶ前には尾形光琳(おがたこうりん)の代表作をモチーフにしたカキツバタも並ぶ。展示の様子は動画投稿サイト「ユーチューブ」の鬼怒川温泉旅館組合公式チャンネルなどで配信する。

 同女将の会の八木澤美和(やぎさわみわ)会長は「一針一針丁寧に作った。宣言解除後は会場へぜひお越しいただきたい」と話す。展示は3月末まで。