生徒たちが行った発表

生徒たちが作成したリーフレットの一部

生徒たちが行った発表 生徒たちが作成したリーフレットの一部

 【宇都宮】古里中の2年生はこのほど、「総合的な学習の時間」を活用して河内地区のお薦めスポットや自然、歴史などをまとめたリーフレットを作成し、地域の各所に配った。約半年かけて取材や編集を行い、中学生ならではの視点で魅力を発信している。

 2年生は例年、社会体験学習「宮っ子チャレンジ」を行うが、本年度は新型コロナウイルスの影響で中止になった。地域とつながる代替学習としてリーフレットを作ることになった。

 本格始動は昨年7月。4クラス約110人が21班に分かれ、班ごとにコンセプトや内容、デザイン、レイアウトを練った。夏休みも精力的に取材を行い、情報掲載に当たっては生徒が自ら関係各所と調整した。

 完成した21種のリーフレットは、健康をテーマにヘルシーな食品店と公園を巡るサイクリングコース、有名スポットの豆知識、JR岡本駅周辺のグルメ特集、心を落ち着かせる自然と文化などアイデア満載。縦21センチ、横30センチの三つ折りで、同地区まちづくり協議会も作成を支援した。

 全校生徒、教師、保護者が投票したコンテストの結果、五つの班が入賞。1月28日には河内地区市民センターで校内発表会が行われ、受賞した生徒たちが全2年生を前に取り組みの成果や感想を披露した。

 発表を終えた滝田玲奈(たきたれな)さん(14)は「地域の人が温かく協力してくれたおかげです。この地域って、こんなにすごかったんだと思いました」と笑顔を見せた。

 リーフレットは計1500部作成され、同駅や河内図書館、同センターなど55カ所に配布された。4月以降、地域住民に向けた発表の機会も設けたいという。