展示について説明する児童たち

 【足利】毛野小保健委員会の児童たちが制作した新型コロナウイルス感染症の特徴や感染対策を学ぶ展示が「楽しく分かりやすい」と好評だ。校内展示を経て3月1~5日、毛野公民館で展示する。

 保健委員会の5~6年生25人が、6班に分かれて制作した。同委の展示活動は10年以上前から続く取り組み。本年度も昨年7月にテーマを募ると「コロナのことを知りたい」との意見が多く寄せられたという。

 月1回の児童会活動の時間や昼休みなどを使って11月末までかけて完成させた。模造紙に書き込むのが基本のスタイルだが、楽しく学べる工夫が見どころ。正しいマスクの着け方を知らせる展示は鬼の面にマスクを着けさせ、飛沫(ひまつ)がどれくらい飛ぶのかを解説する展示は会話、せき、くしゃみに分けてひもの長さで飛ぶ距離を実感できるようにした。

 着眼したポイントも手洗いの仕方、感染サイクル、マスクとフェースシールドの違いなどさまざま。12月に児童や学校評議員に発表したところ「地域の人にも見てもらうべきだ」などの声が寄せられた。

 ペープサート(紙の人形劇)で体内でのウイルスの動きを解説した6年生の阿部恵(あべめぐみ)さん(12)は「ウイルスがどのように体内に入ってどのように退治されるのかを分かりやすく知ってもらえるよう心掛けた」、本間琴星(ほんまことせ)さん(12)は「外出した際のリスクを理解し、手洗いやマスクなどの感染対策をやっていきたい」と話した。