転落事故が起きたアトラクションの施設=2019年8月5日、那須町高久乙

 那須町の遊園地「那須ハイランドパーク」で2019年8月、男性が高さ約5メートルの遊具から転落して死亡した事故で、栃木県警捜査1課と那須塩原署は1日、業務上過失致死容疑で、遊具を担当していた那須塩原市、無職男性(49)と大田原市、男子大学生(20)を宇都宮地検に書類送検したと発表した。

 県警の書類送検を受け、死亡した男性の妻が代理人弁護士と県警を通じて公表したコメントは次の通り。(原文のまま)

 あの日、楽しみにしていた家族旅行が、大切な人を失うという最悪な日になってしまいました。

 安全だと信じて疑わない場所でした。あの悪夢のような日を私たち家族は忘れることはありません。何より、子どもの成長をいつも楽しみにしていた主人の無念はいかばかりか、想像するといまだに涙が止まりません。

 警察から、事件を検察庁に送致する旨の連絡を受けました。

 会社に対しては、二度と私たちと同じような犠牲者を出すことがないよう、安全性について、もう一度真剣に向き合っていただきたいと思っています。

 事件は送致されましたが、亡くなった夫、子ども達の大好きなパパに、私たちは二度と会うことはできません。

 私たち家族は、今、悲しみを堪えながら少しずつ前向きに歩んでいこうと精一杯努力しているところですので、報道関係の皆さまには、どうか私たち家族を静かに見守っていただきたいと思います。