スポーツクライミングの「第1回複合ジャパンカップ」で優勝した楢崎智(中央)と2位の楢崎明(左)=24日午後、盛岡市内

リードで1位となり、初代王者に輝いた楢崎智=岩手県営運動公園登はん競技場

ボルダリングで1位となり、総合2位となった楢崎明=岩手県勤労身体障がい者体育館

スポーツクライミングの「第1回複合ジャパンカップ」で優勝した楢崎智(中央)と2位の楢崎明(左)=24日午後、盛岡市内 リードで1位となり、初代王者に輝いた楢崎智=岩手県営運動公園登はん競技場 ボルダリングで1位となり、総合2位となった楢崎明=岩手県勤労身体障がい者体育館

 2020年東京五輪の正式種目となり、強化を目的に初開催されたスポーツクライミング複合の「第1回ジャパンカップ」最終日は24日、盛岡市の岩手県営運動公園などで決勝を行い、宇都宮市出身の楢崎智亜(ならさきともあ)(22)=TEAM au=が男子の初代王者に輝いた。智亜の弟の明智(めいち)(19)=同=も2位に入り、兄弟で上位を独占した。

 複合は各選手が登る速さを競うスピード、課題(コース)を登った回数を競うボルダリング、登った高さを競うリードの3種目に臨み、各種目の順位を掛け算したポイントの少ない選手が上位になる。決勝には男女各6選手が臨んだ。

 昨年のワールドカップ(W杯)複合で年間総合1位の楢崎智は、最初のスピードで6秒87の日本新記録を出して1位に立ったが、続くボルダリングは4位で総合2位に後退した。しかし、最後のリードは安定した動きで次々に斜面を攻略して1位に輝き、合計ポイント4点で逆転優勝した。

 予選2位通過の楢崎明はスピードで3位につけると、得意のボルダリングでは決勝進出者で唯一、四つの課題をすべてクリアして1位を獲得。リードでも2位に入り、合計6点で総合2位となった。