記者に溝跡などに付いて説明する鈴木学芸員(右)

小松原遺跡4次調査で見つかった両側に側溝を持つ東山道駅路とみられる道路跡。黄色の線のように溝跡が続くことが確認された

記者に溝跡などに付いて説明する鈴木学芸員(右) 小松原遺跡4次調査で見つかった両側に側溝を持つ東山道駅路とみられる道路跡。黄色の線のように溝跡が続くことが確認された

 【大田原】湯津上地区で先月、古代の幹線道路「東山道駅路(えきろ)」の一部とみられる両側に側溝を持った幅12メートルの道路跡が見つかった。12メートル幅の駅路は役所周辺の平地に造られるため、中継基地の「駅家(うまや)」跡が近くにある可能性が一層高まった。発掘場所は「磐上駅家(いわかみのうまや)」跡とされる「小松原遺跡」の中央部。東山道初の駅家発見につながる遺構が見つけられるのか、注目されている。

■駅路のルート

 「都を背に、右側の側溝が30メートル、左側の側溝が60メートル、直線的に延びていることを確認できた。南の上侍塚古墳から北の那須岳の方向を意識して造られた可能性が高い。下侍塚古墳と湯津上資料館の間を通っていたと思われ、ドキドキした」