「常に新しいものを」 栃木県出身ラッパーDOTAMA MCバトル、初の全国優勝

 佐野市出身のラッパーDOTAMA(33)。昨年末に都内で開かれたMCバトル最高峰の全国大会「UMB(ULTIMATE MC BATTLE) GRAND CHAMPIONSHIP2017」で初めてチャンピオンに輝いた。「常に新しく、誰も聴いたことがなく、かつ『かっこいい』『面白い』と思ってもらえる音楽やヒップホップを作っていきたい」と力を込める。

 ジャケットにネクタイ、眼鏡と一見するとラッパーとは思えないスタイルでステージに上がるが、ひとたびマイクを握れば痛烈ながらユーモアのある言葉で感情豊かに独自のラップを表現する。「メッセージが強く、自分が思っていることをエンターテイメントにできる。まるで読み物を読んでいるかのようでもある音楽」とラップの面白さを説明する。

 「UMB」での優勝を「第1回からずっと続けて出ていたので、やっと優勝できたなと個人的には感慨深い」と振り返る。

 ヒップホップを聴き始めたのは中学生の頃。佐野高に進学すると、幼なじみと一緒にデモテープを録音したり、学園祭で歌ったりするようになった。高校卒業後は、地元のホームセンターに就職し、仕事と音楽活動を両立。27歳で「もっと音楽を頑張ってみよう」と退職して上京した。

 2015年に初のワンマンライブ「ニューワンマン」を成功させ、TV番組にも出演して知名度を上げた。17年には全国ツアーに加え、舞台やドラマなどにも活躍の幅を広げた。