最盛期を迎えたちぢみほうれん草の収穫作業=27日午後1時50分、野木町佐川野

 冬の寒さを利用し露地栽培する「ちぢみほうれん草」が県央、県南地区で収穫最盛期を迎えている。

 「ちぢみほうれん草」は寒気に当たると、葉が凍らないよう縮れて肉厚になるが特長。葉の内部で糖分や養分を蓄えるため、独特な形と強い甘みがある。

 JAおやまのちぢみほうれん草部長の野木町佐川野、農業舘野延男(たてののぶお)さん(66)方では約30アールの畑で栽培。27日は午後から、舘野さんと妻のさよ子さん(64)の2人が、地面をはうように葉を広げた株を一つずつ、丁寧に手で刈り取っていた。

 舘野さんは「昨秋に台風被害がなかったため、収量が多い。この時季だけの味を楽しんでほしい」と話した。出荷作業は2月末まで続く。