道の駅どまんなかたぬまに掲示されたフラッグと柏倉さん

 【佐野】新型コロナウイルス感染者や医療従事者などへの差別や偏見をなくそうと、県内を巡ってアピールするシトラスリボンフラッグが25日、吉水町の道の駅どまんなかたぬまに掲示された。リボンの意味を知って活動に賛同する小中高校生らも多く、市内では学校単位でリボン作りに取り組む動きも出てきている。

 フラッグ巡回は市民グループ「シトラスリボンINとちぎ」が主催した。昨年12月に県北方面は高根沢町、県南方面は壬生町をスタート。2枚のフラッグが両方面を各2週間単位で移動し、半年で県内一巡を目指す。県南方面は3カ所目で、足利市から引き継いだ。

 フラッグは縦2・4メートル、横3メートル。中央にシトラスリボンが大きくあしらわれている。同道の駅は通勤、通学者らの目にも留まりやすいようにと県道佐野田沼線に面したちびっこ広場付近に掲げた。車で訪れた観光客がスマートフォンでフラッグを撮影する姿もある。

 市内で啓発活動に取り組む小見町、サロン経営柏倉美香(かしわくらみか)さん(51)は「フラッグを見て活動の意味を知る人が増えたらうれしい」。2月7日まで掲げ、上三川町内へ移動する予定。

 市内でもシトラスリボン作りの輪は広がりつつある。佐野日大高はボランティア活動を行う「インターアクトクラブ」が中心となり、作り方などをまとめたポスターを作製。全校生徒に配布して取り組んでいる。

 西中では生徒会の役員が市民ボランティアを招いて作り方を学んだほか、校舎南側にリボンのイラスト掲示や電飾を施している。同校の担当教諭は「リボンの意味や作り方を共有することで、生徒たちの意識向上が図れた」と話した。