【那須】平山幸宏(ひらやまゆきひろ)町長は26日の定例記者会見で、今春に小中学校、高校へ入学する子どもや高校卒業年齢の子どもを対象に、「新生活応援給付金」として1人あたり2万~3万円を支給する考えを明らかにした。3月定例町議会に事業費1780万円などを盛り込んだ一般会計補正予算案を提出する。また、新型コロナウイルスワクチン接種推進室を設置し、3月下旬を目途に高齢者への接種開始の準備を進めていることも明らかにした。

 応援給付金は、新型コロナの感染拡大で増大する子育て世帯の生活不安を、家計支援によって和らげる目的。小、中学校入学者に1人2万円、高校入学と卒業年齢の子どもに本年度内に3万円を支給する。対象は689人。国交付金のほか、町の一般財源から340万円を充当する。

 同ワクチン接種推進室は2月1日、保健福祉課内に設置する。室長は同課長が兼務し専任で5人の職員を充て、医師との調整や接種券の発送などの業務にあたる。町民への接種方法について、同課は「集団接種を考えている」としている。

 このほか、行政手続きの簡素化と町民の利便性向上へ、必要性の低い押印を3月から順次、原則廃止することも明らかにした。若手職員を中心に20人で「押印見直しプロジェクトチーム」を設置し、現在1609種類ある申請書などの手続きを洗い直す方針。