県内企業倒産整理状況

 東京商工リサーチ宇都宮支店が25日までに発表した2020年の栃木県内企業倒産整理状況(負債総額1千万円以上)によると、倒産件数は前年に比べ9.1%増の96件、負債総額は25.9%減の121億4500万円だった。また12月に入り、負債総額が10億円以上の大型倒産が2件発生し、倒産件数も同年最多の13件となるなど先行き不透明感が強まっている。

 同年の負債総額は前年に比べ42億3500万円減少し、1989年以降では2番目に少なかった。年間倒産件数は8件増加したが、前年に引き続き2年連続で100件を下回った。新型コロナウイルス感染症の影響で経済環境は厳しかったが、「強力な金融支援策が打ち出されたことも、一時的な倒産の抑止力になった」(同支社)とみている。