那須町で大田原高の生徒と教員計8人が死亡した雪崩事故で、遺族は17日、県教委に対し、遺族への対応が「不誠実」などとして抗議文を送った。2010年3月にあった雪崩事故の再調査と文書での回答を求めたにもかかわらず県教委から「回答は提出した方がよいか」と言われるなどしたという。今後、要望などがあった場合、遺族への説明会に県教育長が出席することなどを求めている。

 抗議文では併せて、10年の事故の再調査結果について「疑問点が残り、内容を承服できない」として再度の回答を求めた。宇田貞夫(うださだお)県教育長宛てでA4判4枚。遺族一同の名で郵送した。

 再調査を巡り、県教委が検証委員会の再調査実施をもって、文書で回答しない可能性があったと指摘。また回答は遺族が求めた期限の2カ月後だったことなどから「憤りを覚えるとともに不信感が募る」と訴えている。