一般オープンが見送られたリンクで滑走する児童たち

一般オープンが見送られたリンクで滑走する児童たち

2年ぶりにリンクを滑走する児童

2年越しに完成したリンク

一般オープンが見送られたリンクで滑走する児童たち 一般オープンが見送られたリンクで滑走する児童たち 2年ぶりにリンクを滑走する児童 2年越しに完成したリンク

 【栃木】新型コロナウイルス感染拡大の影響で、市内唯一の天然リンクの屋外スケート場「宮スケートセンター」(千塚町)が、今季の一般向けオープンを中止した。昨季は暖冬の影響でオープンできなかった。運営する吹上地区まちづくり協議会の役員大竹博(おおたけひろし)さん(69)は「非常に残念。氷はベストな状態なのに」と肩を落とす。

 同スケート場は農地を活用し、1958年にオープン。管理していた男性が2011年に亡くなり閉鎖したが、地元住民でつくる地域おこし組織の同協議会が中心となり、8年越しで19年に復活させた。昨季は19年秋の台風19号の被害を乗り越えオープンを目指したものの、肝心の氷が張らず諦めた。

 今季は先月中旬ごろから農地に張った水が凍り始め、2カ所計約3500平方メートルに氷の厚さ約30センチの天然リンクが無事完成した。今月11日の一般向けのオープンを目標に、看板の設置など準備を進めてきたが断念。利用を地元の千塚小、皆川城東小に制限すると決めた。

 20日は、千塚小の児童36人が体育の授業でスケート場を訪れた。6年川村珠央(かわむらみお)さん(12)は「初めは難しかったけど、楽しく滑れた」と笑顔だった。大竹さんは「今シーズンのオープンは諦めたが、子どもたちが来てくれてうれしい」と話した。