今季の躍進を誓う栃木SCの田坂監督(前列中央)と新加入選手ら=宇都宮市内

 サッカーJ2栃木SCは23日、宇都宮市内で2021年シーズンの新体制記者会見を開き、就任3年目となる田坂和昭(たさかかずあき)監督や新入団選手らが意気込みを語った。昨季は22チーム中10位と2019年の20位から躍進。田坂監督は「1桁順位になるために勝ち点、得点ともに60点以上を目指す」と今季の目標を力強く語った。

 会見には田坂監督、山口慶(やまぐちけい)強化部長の他、東海大のDF面矢行斗(おもやゆくと)を除く13人の新加入選手が出席。ファンクラブ会員向けにオンラインで生配信された。

 今季は昨季の躍進を支えたMF明本考浩(あきもとたかひろ)(J1浦和)ら主力数人が流出した一方、J1湘南などで活躍したMF菊池大介(きくちだいすけ)やJ2長崎のFW畑潤基(はたじゅんき)ら有力選手を補強。会見で田坂監督は「アグレッシブに戦う基本的なコンセプトは継続した上で得点力不足を解消したい。新戦力の特徴を踏まえた上で点を取るためのプランを考える」とチームづくりの見通しを語った。

 菊池は「若手が多く、一体となってハードワークする点が湘南でJ1昇格したときと似ている。ベテランと若手が良い競争をすればJ1昇格をつかめるはず」と気合十分。栃木SCユースから昇格した作新学院高3年のFW小堀空(こぼりそら)は「目標としている明本選手の代わりとなれるよう、練習から全力を出していきたい」と意気込んだ。

 今季の新ユニホームもお披露目され、背番号10を背負って登場した2年目のMF森俊貴(もりとしき)は「僕なりの10番像を確立し、チームを引っ張る」と力強く語った。