焼きたてのチキンケバブ。炭酸飲料がぴったり

 オリオン通りでひときわ目立つ赤い看板。「何の店だろう」。ガラスドアの向こうでくるくる回る肉の塊を見て、確信した。

 店自慢のチキンケバブ(Mサイズ550円)。自家製のタレに漬け込んだ鶏もも肉を何層にも重ねた塊肉は、重さ20キロにもなる。ナイフでそぎ落とし、焼きたてのピタパンにはさむ。出来上がるまでの工程も楽しい。

 大きく口を開けて、ほおばった。ソースはマヨネーズベースで甘め。後からピリッと辛い。千切りキャベツの下には肉が5枚、6枚と、十分な食べ応え。右手にケバブ、左手に瓶入りの炭酸飲料。テークアウトの定番タッグだ。

 夕方になると、店の前には自転車が並ぶ。学校帰りの高校生にとって、青春の味にもなっている様子。食べ盛りの若者にはケバブ丼(850円)、カロリーが気になる会社員にはチキンサラダ(700円)も人気という。メニューは全て持ち帰りができる。

 ただ、新型コロナウイルスの影響で寂しい店内が続いている。オーナーのアレックスさんは「常連さんも来れないみたい」と残念がる。鍋には、サービスで振る舞うチキンスープがたっぷり残っていた。

 今年10月でオープンから5年がたつ。その頃には、満員のカウンター席が見られるといい。

 メモ 宇都宮市曲師町5の1 アタックスビル1階▽営業時間 午前11時~午後11時(現在は時短営業中で午後8時まで)。▽定休日 火曜▽(問)028・611・2203