【大田原】新型コロナウイルスの感染拡大を受け、4月に予定されていた市無形民俗文化財「大田原屋台まつり」が昨年に続いて中止されることが22日までに決まった。

 実行委員会によると、2年連続での中止は初めて。ただ、現時点では秋に開催する可能性も視野に入れており、6~7月に再び会議を開いて判断するという。

 同まつりは大田原神社の例大祭で、市街地各町の9台の屋台がおはやしを競う「ぶっつけ」が見どころ。江戸時代から続き、春の風物詩として市民に親しまれてきた。昨春はいったん秋に延期したが、感染状況が改善しなかったため、秋の開催も中止となった。

 小倉正敏(おぐらまさとし)実行委員長は「断腸の思いだが、この状況下ではとても開催できない。新型コロナは必ずいつか終息する。秋までに状況が良くなることを願う」と話した。