県人事委員会は21日、「就職氷河期世代」と呼ばれる30代半ば~40代を対象とした正規職員採用試験の最終合格者を発表した。受験者347人に対し、最終合格者は5人。最終倍率69・4倍の狭き門となった。

 試験は国の就職氷河期世代への支援プログラムに呼応して初めて実施した。昨年4月1日現在で35歳以上50歳未満を対象に行政職を募集したところ、県外を含めて505人から応募があった。

 採用予定人数は3人程度だったが、辞退の可能性を考慮して5人を合格とした。全員が女性だった。採用は4月1日付。試験は21年度と22年度も実施する。

 同委員会は「採用枠が少なく倍率は高くなってしまったが、非正規で受験した方も多く、一つの受け皿とはなったのではないか」としている。