こだわりのマグロ握りなどが楽しめる「にぎり御膳」(手前)。日本酒との相性も抜群

 創業55年のすし店。2代目の店主藤平忠夫(ふじひらただお)さん(64)が手際のよく慣れた手つきですしを握っていく。

 人気の「にぎり御膳」(税別2千円)を注文。にぎりずし、巻きずしに、天ぷらやサラダ、小鉢、デザートまで付いてくる満足度高しのメニュー。「うちの一番のこだわりはマグロ。インドマグロは上品な脂で、赤身もいい」と藤平さん。一押しのマグロの握りを口にすると、しつこくない脂とうま味が広がる。まろやかな自家製だしじょうゆとの相性もばっちり。他にカンパチ、エビ、イカなど新鮮なネタの握りを次々と頬張った。

 Web写真館に別カットの写真

 サラダなどに使用している野菜の多くが自家栽培の採れたて。天ぷらにしたナスは、サツマイモと間違う大きさなのに柔らかだった。「チキンから揚げ」(同500円)はサクッとジューシーで、子どもたちのお気に入り。敷居の高いカウンター席だけでなく、テーブル席や座敷席もあるのが子連れにはうれしい。

 店の隅には、日本酒約30種が専用冷蔵庫の中で“鎮座”。それもそのはず、藤平さんは日本酒のソムリエ「利き酒師」の資格も持つ。「すしには淡麗辛口が合う。どれにするか分からない時には聞いてくれたらお勧めを紹介しますよ」とにっこり。次回はぜひ冷酒と一緒に楽しみたい。

メモ 宇都宮市下戸祭2丁目7の9▽営業時間 午前11時半~午後2時、同5時~10時(ラストオーダー9時半)▽定休日 日曜、祝日(10人以上で営業可)▽(問)028・622・5725