定例記者会見に臨む福田知事=20日午後、県庁

 福田富一(ふくだとみかず)知事は20日の定例記者会見で、総事業費の増額が明らかになったJR宇都宮駅東側の次世代型路面電車(LRT)整備事業への財政支援追加について「(宇都宮市や芳賀町から)要請があれば議会との調整が必要。支援の在り方はその後の判断」との考えを示した。

 従来の総事業費458億円に対し、栃木県は税込み額の6分の1を目安とし、83億円を上限に財政支援することとしてきた。福田知事は「増額の理由は詳細な説明を受けていないが、県議会との調整を含め慎重な対応が必要」と指摘した。

 昨年11月の宇都宮市長選ではLRT整備の在り方が争点となった。市長選後に総事業費増額が明らかになったことへの批判については「なぜ今の時期だったのかも含め、事業費の詳細を確認していきたい」と触れた。

 両市町に対しては「引き続き県民への丁寧な説明を求め、技術的な助言を行っていきたい」と述べた。