藤岡町部屋にある居酒屋「つがや」。新鮮な魚を使用した魚料理を提供する、地元でも有数の居酒屋だ。

 店主の五百部政夫(いおべまさお)さん(70)は23歳の時、戦前から続く鮮魚店を3代目として継いだ。だが「新鮮な魚をすぐ食べてほしい」との思いを常に抱いていた五百部さん。20年前、居酒屋に改修した。

 「刺し身はどこにも負けない」と五百部さんは胸を張る。毎朝、県南公設地方卸売市場に出向き、鮮魚店時代から鍛えた自らの目で仕入れる魚を吟味する。

 看板メニューは「さかなやの海鮮丼」(税別1500円、汁物、小鉢付き)。天然のマグロをはじめ、その日取れた新鮮な魚が色鮮やかに乗った、まさに「宝石箱」だ。

 オリジナルの「キャベツに揚げ餅」、「千切り野菜」を乗せた「サラダもち」(830円)、輪切りしたナスに具を詰めて揚げた「ナスギョウザ」(3個300円)も人気。コメは地元産のものを使用、野菜は自家栽培と地場産にこだわり、市内外からのリピーター客も多い。

 居酒屋開店から20年がたち「これからもおいしい魚を提供していきたい」と五百部さん。今日ものれんをくぐる客が絶えない。

 ◆メモ 栃木市藤岡町部屋676。午前11時~午後2時、午後5~9時。火、水曜定休。駅などへのバス送迎も行っている。(問)0282・67・2013。