立志の漢字一文字を書き上げる生徒たち(提供写真)

立志の漢字一文字を書き上げる生徒たち(提供写真)

立志の漢字一文字を書き上げる生徒たち(提供写真)
立志の漢字一文字を書き上げる生徒たち(提供写真)

 【大田原】立志式を前に黒羽中2年の生徒67人が14日、黒羽向町の藍染め店「紺屋」で、県指定伝統工芸品の「黒羽藍染」による卓布の制作を行った。生徒たちは特殊な白いのりを筆に付け、「立」「笑」「楽」「光」「明」などと、立志の思いを漢字1文字に込めて白い生地に書き込んだ。

 統合前の旧川西中から20年以上続く恒例行事。生地は、文字の部分が藍染めに仕上げる過程で白抜きになる。指導した8代目店主の小沼雄大(おぬまゆうた)さん(35)は「例年はわいわいしているが、今年は新型コロナウイルス感染防止のため、静かに作業していた」と振り返った。

 「歩」と書いた加藤海鈴亜(かとうみりあ)さん(14)は「将来の目標の看護師になるため一歩ずつ歩んでいきたい。看護師になり大変なことにも進んで取り組み、困っている人を支えたい」としている。

 2月1日の立志式では新型コロナ感染防止のため、卓布に書いた1文字に関して1人ずつ壇上で行ってきた発表をやめ、DVDに事前収録した動画放映での発表に切り替える。保護者の出席も取りやめ、保護者と生徒の手紙交換は今回、それぞれ自宅で行ってもらうことにしている。