LRTを巡る主な動き

 軌道敷設に伴う地盤強化の追加工事などが必要になったJR宇都宮駅東側の次世代型路面電車(LRT)整備事業で、宇都宮市と共に進める芳賀町が事業費を当初の約46億円から約35億円増の約81億円と試算していることが19日、町側への取材で分かった。町は22日の議員全員協議会でこれまでの経緯や今後の対応を説明する方針。宇都宮市は25日に市議会へ説明する。

 駅東側区間は駅東口から芳賀町の芳賀・高根沢工業団地までの約14・6キロで、このうち町内区間は約2・5キロ。総事業費は市内区間約412億円、町内区間約46億円の計約458億円と公表していたが、約650億円への増額と開業の1年延期が明らかになった。

 町都市計画課によると、当初の事業費約46億円のうち、国と県の支援を除いた町の実負担額は約9億2千万円。追加工事などに伴う実増額分の見通しについて担当者は「宇都宮市と共に国へ追加負担を要請し、理解を得られるよう努力したい」などと明言を避けた。