カスレ

菜花さん夫婦と店内。内装デザインも夫婦で手がけている

カスレ 菜花さん夫婦と店内。内装デザインも夫婦で手がけている

 店の名の「コムダビチュード」は、フランス語で「いつものように」。住宅街にベージュ色の店構えが目を引く、そんな名前のビストロは、菜花秀行(なばなひでゆき)さん(38)と麻紀(まき)さん(33)の夫婦で営む。

 定番の「カスレ」(税別2200円)はフランスの田舎料理。白インゲン豆を豚ホホ肉や豚足などと、4時間かけてじっくり煮込む。ホホ肉と鴨肉、自家製のソーセージを乗せ、グリルして仕上げるのがコムダビチュード風だ。

 トマトと豚のうまみが溶け込んだ煮込みに、3種類の肉の味がほどよく絡む。店内には夫婦で味を確かめたという欧州のワインがずらり。麻紀さんが「赤ワインが合いますね」と、ほほ笑んだ。

 「いつものように」-。かつて秀行さんが勤めていた菓子店のシェフの口癖だった言葉だ。「いつものように仕事をしよう。その味を求めてお客さんは来る」

 素朴なフランスの郷土料理を振る舞い、まもなく1周年。お酒と料理を囲んで語り合う時間を楽しんでほしいと、空間にも心を配り、来客を出迎える。「料理とお酒は、引き立て役でいい」。秀行さんの信念だ。

 ◆メモ (ビストロ コム ダビチュード)小山市東城南5丁目23の36。午前11時半~午後2時(ラストオーダー)=ランチは土日のみ、午後5時半~午後10時(ラストオーダー)。火曜、第1水曜定休。(問)0285・50・6320。