極上牛タン焼き

居酒屋風のカウンターが居心地良い店内

極上牛タン焼き 居酒屋風のカウンターが居心地良い店内

 ステーキのようなボリュームに圧倒され、かむほどに口の中でうま味が広がる。「小山にいながら本場仙台の味」。ホームページの冒頭の一節に偽りはない。友人一押しの「極上牛タン焼き」(単品2200円、定食は300円増し)は、まさに仙台で食べたあの味だった。

 秘密は部位と熟成。牛タンの根元「タン元」のみを使う。1頭の牛から100~120グラムしか取れない希少部位。秘伝の塩とこしょうで味付けし、冷蔵庫で3日寝かせて熟成させる。1センチほどの厚さだが、歯で楽にかみ切れる軟らかさが特徴だ。

 社長の信末幸夫(のぶすえゆきお)さん(54)は、代行車業と自動車修理工場も手掛けながら、自ら厨房(ちゅうぼう)に立つ。佐野市の牛タン専門店「一仙」で修業し、途中から店も任された。自宅近くの現店舗を開いて独立し、6年になる。「一仙の親方は仙台で修業した。私の味は親方の味。牛タン以外は何もできませんが」と信末さんは苦笑する。

 牛タン焼き以外のメニューは妻の有子(ゆうこ)さん(54)の担当。4日間かけて煮込む牛タンシチュー(850円)もお薦め。「息子と娘も店を助けてくれています」と有子さん。アットホームな雰囲気も店の魅力だ。

 ◆メモ 小山市犬塚1の3の9。午後5時半~午前0時(ラストオーダー午後11時半)。月曜定休(祝日は営業)。(問)0285・24・0170。