特上ロースカツ

女性でも入りやすいよう明るく仕上げた店内

特上ロースカツ 女性でも入りやすいよう明るく仕上げた店内

 大粒のパン粉をまとった衣に目がくぎ付けになる。一体どんな食感なのかと気合を入れてかじると、軽い。「サクサク」ではなくて「サックサク」だ。

 「雪の結晶のようなパン粉を作ってほしい」と、店主の後藤幸博(ごとうゆきひろ)さん(49)が専門業者に特注した。雪の結晶はジューシーな肉とともに口の中で溶けていく。「ここまで来るのに4、5年かかりました」と聞いて納得する。

 揚げ方にもこだわる。揚げ油の下に水を張った特別な調理器具を使い、油が酸化せず、揚げかすも残らず、きれいな黄金色に仕上がるという。

 豚肉は小山市産「おとん」をはじめ県産豚からその日一番いい物を仕入れる。夜の筆頭メニュー特上ロースカツ(税別1380円、定食1580円)は肉厚で衣とのバランスもいい。

 同じ衣で揚げるアジフライ(税別950円)も絶品。店内の大型水槽で泳いでいるアジを注文を受けてから調理する。「臭みゼロ。アジフライのイメージが覆りますよ」と胸を張る。

 一品料理も充実。洋食を学んだ長男夏輝(なつき)さん(22)手作りのデザートもうれしい。女子会にもお勧めのとんかつ店だ。

 ◆メモ 小山市城東7の12の1。午前11時半~午後2時半、午後5時半~9時半。ラストオーダーは閉店30分前。月曜定休。(問)0285・24・2418。