あぐー豚の竜田揚げ

沖縄気分を感じられる店内

あぐー豚の竜田揚げ 沖縄気分を感じられる店内

 大学時代、沖縄料理店でアルバイトをしていた記者は、時折無性に沖縄料理が食べたくなる。散歩していると、屋根に載ったシーサーと泡盛「菊之露」のちょうちんに目を奪われた。ここだ。

 来店すると店主の峯岸幸男(みねぎしゆきお)さん(69)と沖縄県生まれの美智子(みちこ)さん(61)夫婦が温かく出迎えてくれた。2人は10年以上宮古島で民宿を経営。30年ほど前に峯岸さんの地元栃木市に戻り、10年以上本場沖縄仕込みの料理で来客をもてなしている。

 そんな、おじー自慢の一品はブランド黒豚「あぐー豚」を使用した「あぐー豚の竜田揚げ」(税込み980円)。ショウガの効いた秘伝のたれと肉の脂が絡まってまろやかなうま味を引き出している。食べるとほろっと軟らかく、あぐー豚特有の甘みが口いっぱいに広がった。

 ぎっしり粒が詰まった「海ぶどう」(税込み680円)や同じあぐー豚からだしを取った「ソーキそば」(税込み750円)もお薦め。峯岸さんは「妻の故郷の人脈で、食材のほとんどが沖縄県産だよ」とアピールする。

 毎週土曜夜は三線などによる沖縄ライブも開催。ついつい箸が進んで「がちまやー(食いしん坊)」になってしまいそうだ。

 ◆メモ 栃木市今泉町2丁目9の23。午後6時から(閉店は客足次第)。月・木曜定休。(問)0282・28・1981。