チキンディアブル

厨房に立つ正義さん(右)と智一さん

チキンディアブル 厨房に立つ正義さん(右)と智一さん

 デミグラスソースがたっぷりかかった「チキンディアブル」(税込み850円)。しっとりと軟らかい鶏胸肉の上にチーズがとろける。口に入れると、爽やかな風味とツンとした辛さが鼻に抜けた。ケチャップやレモン汁など数種類の調味料を合わせた「カクテルソース」とからしがその正体。肉の表面に塗られたオリジナルの隠し味がやみつきになる。

 店主の塩谷正義(しおやまさよし)さん(68)が鉄板焼きも楽しめる洋食屋として始め、今年で創業40年。2年前に同じ堀込町から現在地に移った。移転を機に、後継ぎの智一(ともかず)さん(38)も厨房(ちゅうぼう)に立っている。

 智一さんが考案した「チキンディアブルカツレツ」(800円)も人気。元々ランチ用にアレンジした一品だが、今ではもう一つの看板メニューとして定着している。

 店名の由来は「愛」を意味するイタリア語のアモーレ。常連客や家族連れのほかに、引っ越し前に最後の晩餐を楽しんだり、親子4代にわたって通ったりする人たちもいる。正義さんと智一さんは「おなかいっぱいになって、満足してもらいたいんです」と、料理に愛を込めている。

 ◆メモ 足利市堀込町128、三幸ビル1階。午前11時~午後2時半、同5時半~9時半。日曜定休。(問)0284・72・3919。