人気の五目釜飯

ゆっくりと過ごせる店内と久保田店長

人気の五目釜飯 ゆっくりと過ごせる店内と久保田店長

 口に入れた瞬間、具材と米のうまみが一気に押し寄せた。甘く煮付けたゴボウのささがきがいい香りを放ち、食欲を刺激する。食べ進めていくと、おこげが見えてくる。これがまたうまい。

 「和膳処くぼ多」は、地元で人気の釜飯専門店。店長の久保田速(くぼたはやし)さん(63)は高校卒業後、都内などで修業を積み、約20年前に店を構えた。修業する中で「できたてを提供でき、具材を季節ごとに変えることができる」と釜飯の魅力に気付いたという。

 釜飯は全6種類あるが、中でも人気なのはシャケやエビ、カニなどを具材に使った「五目釜飯」(税込み1300円)。具材の下には、県内産のコシヒカリ。ご飯の炊き方にこだわり、注文があってから一つずつ手作りしている。「ご飯を炊くときは一度も目を離せない。米の音で良い頃合いが分かるようになるにはある程度の経験が必要。専門店にしか分からない火加減とタイミングがあるんですよ」。久保田店長の自信がにじんだ。

 毎年、期間限定で提供するうな重(同2600円)も人気の一品。「今年は9月ごろまで提供する予定」と久保田店長。「来月は土用の丑(うし)の日もあるので、ぜひ足を運んでほしい」と話している。

 ◆メモ 小山市城東2の31の22。午前11時半~午後2時(ラストオーダー)、午後5時半~9時半(ラストオーダー)。不定休。(問)0285・24・5377。