吉成印刷の渡辺会長(左)と田中社長。中央に山あげ祭を再現した工作セットが並ぶ=那須烏山市

 印刷業の吉成印刷(那須烏山市中山、田中美保(たなかみほ)社長)が、地元のヒノキの間伐材を使った木材加工品の商品化に力を入れている。コースターや組み立て式ランタンのほか、地元の夏の風物詩「山あげ祭」を再現した工作セットの販売を始めた。特産の烏山和紙にカラー印刷を施した商品も手掛ける。コロナ禍に伴う各種イベントの中止で印刷関係の受注が落ち込む中、地元をPRする自社商品の開発と販売に注力し、新たな収益源に育てていく考えだ。

 接着剤を使わずにヒノキのパーツを組み立てて作るランタンや、クマやだるまの形のコースター、スマートフォンを立て掛けるスタンド、組子風の小物入れ。美しい木目の品々は同社が加工した木工商品だ。