県が再発掘の方針を固めた「日本一美しい古墳」とされる下侍塚古墳

県が再発掘の方針を固めた上侍塚古墳

県が再発掘の方針を固めた「日本一美しい古墳」とされる下侍塚古墳 県が再発掘の方針を固めた上侍塚古墳

 県は18日までに、大田原市湯津上の国指定史跡・侍塚古墳を再発掘する方針を固めた。徳川光圀(とくがわみつくに)の命で日本考古学史上初めて行われた学術的発掘調査の実態を解明し業績を確認するとともに、将来的には当時埋め戻された出土品を保存・展示し観光や教育などに生かして地域振興を図る狙いだ。2021年度一般会計当初予算案に約4200万円を盛り込む見通し。

 同古墳は全長84メートルの下侍塚と同114メートルの上侍塚の2基。共に前方後方墳で、4世紀後半の築造とされる。近くの笠石神社にある那須国造碑(なすのくにのみやつこのひ)(国宝)の碑主を解明しようと調査したのを機に1692年、両古墳の発掘が行われた。