日本将棋連盟は18日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、2月7日に宇都宮市で予定していた第46期棋王戦(下野新聞社、同連盟など主催)5番勝負第1局の日程、会場を6日、東京都渋谷区の将棋会館に変更すると発表した。20日に金沢市で開催される第2局以降は予定通り行う。

 本県にも1月14日から政府の緊急事態宣言が出され、第1局会場の宇都宮グランドホテルが休業(18日~2月28日)となった。感染拡大もあり、代替対局場の確保が難しいことから宇都宮市での対局は中止された。

 今シリーズは、9連覇が懸かる渡辺明(わたなべ・あきら)棋王(36)と、初獲得を目指す糸谷哲郎(いとだに・てつろう)八段(32)が対戦する。

 昨年までは棋王戦対局に合わせ、とちぎ将棋まつりも同時開催。昨年は県内外から約800人が訪れ、大盤解説を見守った。第1局の宇都宮市開催が中止となり、県内の将棋ファンから残念がる声が相次いだ。

 小学1年の長男が将棋教室に通う宇都宮市鶴田町、県職員岸本舞(きしもとまい)さん(38)は「息子ととても楽しみにしていた。早くコロナの状況が収束し、子どもたちが楽しめるイベントが開催できるようになってほしい」。本県アマチュア将棋界の第一人者で将棋教室を開く桐山隆(きりやまたかし)さん(50)も「教室の子どもたちもとても楽しみにしていた。残念だ」と話した。