宇都宮文星女子高サッカー部にエールを送った福田さん

 宇都宮文星女子高サッカー部は18日朝、同校でさまざまな分野の専門家から学ぶ「モーニングセミナー」を開き、国学院栃木高女子バレーボール部前監督で、2度の全国制覇を果たした福田均志(ふくだひとし)さん(67)から、日本一を目指すチームの在り方を学んだ。

 福田さんは同部を43年率いて、全国大会に通算80回出場。2019年の全日本高校選手権大会(春高バレー)を最後に勇退した。

 セミナーでは1~3年の56人を前に、全国出場を懸けてしのぎを削った宇都宮女子商業高(現・宇都宮文星女子高)を「大きな壁で、嫌いな存在だった」と笑いを誘った。他競技とはいえ、ライバル校に助言したことは「今まで無い」という。

 全国で戦うチームには「グラウンドの中に監督がいないといけない」と表現。「この練習をしたらどう自分が伸びるか、チームのレベルが上がるか、追求する意識が必要」と強調した。

 県大会で9連覇している同サッカー部に対し「次は関東の顔、全国の顔に誰がなるのか。『私がなります』と思える練習をしてほしい」とエールを送った。

 3年斎藤凜々衣(さいとうりりい)さん(18)は「『監督の理論と戦術を超える』という言葉が印象的。日本一になるために大切なことを知ることができた」とメモを見返していた。