宇都宮市などが整備を進める次世代型路面電車(LRT)事業の運営会社で第三セクターの宇都宮ライトレール(高井徹(たかいとおる)社長、同市中央1丁目)が、年度内にも増資する見通しであることが22日、分かった。2015年設立の同社は発足当初から「3~4年目に増資」し、設立時の資本金1億5千万円を「10億円」に増やす計画を明らかにしている。今後関係者との協議や検討を踏まえ、増資の具体的時期や出資割合などを早期に決定する方針だ。

 同日開かれた宇都宮市議会議員協議会で、同社を所管する市建設部の飯塚由貴雄(いいづかゆきお)部長が本年度の事業計画などを説明した。協議会の分科会で増資の考え方を問われた飯塚部長は「国の制度も検討する必要がある。会社とも十分協議し、来年度の事業が滞ることのないよう、早期に増資時期や出資額を固めたい」と述べた。増資は、社員の採用や運転士の養成など今後運営体制の構築が本格化することから必要経費を賄うため行う。