小山市内6店舗が参加した「ドライブスルーdeマーケット」

 新型コロナウイルス感染拡大で苦境に立つ飲食店や小売店を応援しようと、栃木県小山市粟宮のパン店「OLEA(オレア)」が出店者を募り、同店の敷地を開放してドライブスルー方式で商品を販売する「ドライブスルーdeマーケット」を17日、始めた。緊急事態宣言期間中は毎週日曜に実施する予定。

 ドライブスルー販売は昨年4月の最初の緊急事態宣言が出た際、まちの駅「思季彩館」など数店舗で試験的に行った。2度目の発令となった今回は「さらに多くの飲食店が厳しい状況に追い込まれている」として、希望する出店者を広く募ることにした。

 初日は同店を含む市内6事業者がパンやコーヒー、サボテン、どら焼き、野菜セットなどを販売。買い物客が乗用車で次々と乗り入れ、お目当ての店のテント前に停車し、車の窓越しに商品を購入した。

 真岡市から夫の運転する車で飼い猫2匹と共に訪れた主婦大田原愛(おおたわらめぐみ)さん(34)は「ドライブスルーなら安心だし、猫も連れて行ける」と満足そうに話した。

 出店したサンドイッチとワッフルの専門店「サンダフル」経営の坂本健太(さかもとけんた)さん(33)は、約60セットを完売し「店舗での販売に加えてプラスアルファの売り上げになった」と胸をなで下ろした。

 オレア代表の笠井麻衣(かさいまい)さん(37)は「こんな時だけれど、食とスマイルで売る方も買う方も元気になれれば」と期待している。

 販売は毎週日曜午前11時~午後2時(売り切れ次第終了)。緊急事態宣言終了後は状況に応じて判断する。出店料は1千円。(問)同店0285・32・6730。