会場入り口に掲示されたマスク着用を呼び掛ける張り紙=16日午前8時25分、宇都宮大峰キャンパス

 初の大学入学共通テストが全国で始まった16日、県内の受験生は緊急事態宣言下の厳戒態勢の中、志望校への切符を目指して力を尽くした。大学入試改革の柱だった英語民間試験と記述式の導入見送りなど、紆余(うよ)曲折をたどった共通テスト。受験生はコロナ禍にも振り回された。生徒の努力をつぶさに見てきた高校や学習塾の関係者は「自分を信じて実力を出し切ってほしい」と2日間の健闘を祈った。

 16日午前8時、宇都宮大峰キャンパス。試験会場となった県内8大学9会場の中で、最多となる約1850人が続々と正門を入っていく。受験票や参考書を握りしめ、マスク越しでも緊張の表情がうかがえる。