エネルギッシュな楽曲を演奏する大木さん

 【宇都宮】公募で選ばれた市ゆかりの演奏家による「シティホールふれあいコンサート」の公開録音が16日、市文化会館大ホールで行われた。演奏は21日以降、市役所内で放送される。

 市民に音楽を気軽に楽しんでもらおうと、例年は市などが市役所1階の市民ホールで年6回開いている。今回は新型コロナウイルスの影響で開催延期や中止が相次ぐ中、違った形で鑑賞する機会を提供しようと録音放送を企画した。

 録音には本年度のコンサートに出演予定だった4組が参加した。市出身のピアニスト大木朋香(おおきともか)さんは「久しぶりに舞台に立てて幸せ。新型コロナの収束を祈り、心を込めて演奏する」と話し、ショパンの「幻想即興曲」やリストの「波を渡るパオラの聖フランチェスコ」などを披露。ホールに力強い音色を響かせた。

 初回は21日午後0時15分、大木さんの演奏が放送される。ほか3組の演奏も順次、放送予定。コンサートの運営担当者は「音楽に触れ、心を休めてもらいたい」と話している。