JR小山駅西口に配備されている「らくーる」

 【小山】市が渡良瀬遊水地への観光客の足として導入した市営のシェアサイクル「らくーる」を本年度末で廃止することが、15日までに分かった。観光目的の利用者が全体の約1割程度にとどまることや、遊水地への交通手段となる市コミュニティバスの路線が整備されたことなどから判断した。市は「期待された役割を果たした」としている。

 「らくーる」は遊水地周辺の観光振興事業として、同様にレンタサイクルを運営する野木町と相互乗り入れ協定を結んだ上で、2017年度に運営を始めた。

 JR小山駅と間々田駅の2カ所のサイクルポートに電動アシスト付きのクロスバイクなど計20台があり、無料で利用できる。運営費は年間約400万円。