慣れない展示場に戸惑うカワウソたち

 【那須】大島の那須どうぶつ王国は、昨年のクラウドファンディング(CF)で集めた資金を活用して整備を進めてきたコツメカワウソの新展示場を完成した。新しい環境に慣らすため15日、カワウソたちのトレーニングを行った。

 同園は昨年9月から2カ月間、ニホンライチョウの野生復帰を図る施設建設といった希少動物の保全事業などに充てるためCFを行った。最終的に支援者3478人が参加し、計5346万5千円が集まった。

 カワウソの新展示場は約500万円かけて、13日に完成。以前の展示場と比べて2倍の約30平方メートルの広さで、生息地に近い環境を再現するため砂場や水場、陸地を作った。15日のトレーニングでは、新展示場にカワウソを放し、飼育員が餌やりなどを行った。

 同園は新型コロナウイルス感染拡大防止のため12日~2月10日を臨時休園としている。担当者は「休みの間に施設の整備や動物の管理など、今できることをして、開園の際に喜んでもらえるよう準備したい」と話している。(問)同園0287・77・1110。