製氷池で始まった天然氷の切り出し=14日午前8時10分、日光市御幸町、小型無人機から

 栃木県日光市御幸町にある「四代目 氷屋徳次郎」の製氷池で14日早朝、この冬初めての天然氷の切り出し作業が行われた。

 切り出し作業は昨年、暖冬の影響で約1カ月遅れたものの、今年はほぼ例年通りの時期となった。

 本来は全国から多くの協力者が駆け付けるものの、今年は新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ、県内の協力者ら約20人に限定して作業を実施。凍り付いた池の氷をエンジンカッターなどで切り分けながら、1枚約40キロ、厚さ約14センチの氷を木製のレールで滑らせて氷室へ運んでいった。

 同市の特選日光ブランドに認定される天然氷は2月までに約5千枚切り出す予定で、春ごろに全国へ出荷される。生産者の山本雄一郎(やまもとゆういちろう)さん(70)は「新型コロナで大変な時期を乗り越え、夏の暑い時期などに日光の氷で涼を楽しんでほしい」と話した。