宣言期間中の高校スポーツの県大会開催状況

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴って栃木県が警戒度レベルを最高の「特定警戒」に引き上げたことを受け、31日までの主催大会などの原則中止または延期を8日に決めた県高体連。全国大会の予選を兼ねているため予定通りの大会開催を決めた競技団体もあるが、13日に政府の緊急事態宣言が本県に発令されたことを受け、さらに難しい判断に迫られそうだ。

 現時点で大会を予定通り実施するのは3競技。スキー(アルペン)は全国高校総体県予選、弓道と重量挙げは新人大会を開く。いずれも上位大会の予選を兼ね、感染リスクの少ない競技特性も考慮して決めた。今後、県教委から新たな指針が出た場合や、上位大会の中止が決まった場合などは中止も検討する。

 県高体連重量挙げ専門部の金原好男(かなはらよしお)委員長は「階級ごとに会場入りし、会場全体の人数を制限するなど感染対策には万全を期する」と話した。

 県新人大会ではラグビーが延期を決め、剣道が延期する方針。ともに上位大会の予選を兼ね、緊急事態宣言明けとなる2月8日以降の開催に向けて準備を続ける。バスケットボールは既に中止が決定。男女のサッカー、バレーボールは1月中の開催は見送り、その後は状況を見極めながら開催の可否を判断する。

 緊急事態宣言期間中に1都5県で8競技が予定されていた関東選抜大会は重量挙げ、空手道、ハンドボール、レスリング、バスケットボールの5競技が中止となる見通し。ソフトテニス、フェンシング、ボクシングの3競技は2月8日以降に延期しての実施を検討している。