男子一般部門で演奏する棚瀬さん

 【大田原】黒羽高3年棚瀬敬太(たなせけいた)さん(18)=那須塩原市東豊浦=が、このほど滋賀県で開催された「第8回津軽三味線津軽民謡全国大会inびわ湖」で、出場した3部門すべてで優勝した。大会事務局によると、3部門同時優勝は初めて。棚瀬さんは「初出場の大会で、3部門同時に優勝できた。高校生活の締めくくりとしても、すごい経験ができた」と喜んでいる。

 本年度、新型コロナウイルスの影響で出場予定の世界大会が中止となる中、8月にはプロの津軽三味線グループが初主催したオンライン大会「TSUGARU-SHAMISEN CONTEST2020」の津軽じょんがら節部門一般の部で優勝した。今回は、審査員の目の前でじかに演奏する大会だったため、「本当にうれしかった」という。

 大会は昨年11月に開かれた。優勝した3部門は、最高賞の日本一部門に次ぐ一般男子部門と動画部門、20歳以下の甲子園部門。それぞれ36人、15人、11人が出場した。実行委員会の山口晃義(やまぐちあきよし)委員長は「他の出場者とばちさばきが全然違う。将来プロに行けるセンス。来年は日本一部門に挑戦してほしい」と評価した。