新型コロナウイルス感染拡大による成人式の中止を巡り、日光市は12日、新成人に対して1人当たり2万円の支援金と3千円程度の応援品を贈る方針を示した。市によると、同様の支援金の交付は県内で例がないとみられる。

 同日の市議会議員全員協議会で明らかにした。市は10日に予定していた成人式を急きょ中止したことを踏まえ、式への参加準備に使った費用の一部や感染収束後に各自で集まる際の費用などに活用してもらおうと、支援金の交付を決めた。応援品は市にゆかりのある品を選びたいとしている。

 支援金は銀行振り込みのほか、現金書留による交付も検討している。新成人に1月中に案内を郵送するなどして周知し、2月からの交付を見込む。

 対象となる新成人は約730人で予算額は約1700万円。財源は国の新型コロナに関する臨時交付金を充てる。市は「お祝いの意味もあるので、成人の日から間を空けずに着手したい」とした。