厚崎中の教室でモニタリング中のCO2レコーダー

 【那須塩原】新型コロナウイルス感染症対策の一環として、市教委は12日から、市内の3小中学校の校内で二酸化炭素(CO2)濃度のモニタリングを始めている。換気と室温や湿度の関係などの情報を収集し、児童生徒が健康に学校生活を送れるような換気の頻度や程度を検証する。

 市教委によると、換気しすぎて教室内が寒くなると、児童生徒の体調に悪影響を与える可能性もあり、暖房と適切な換気の両立は難しいという。今回の調査で一般的なウイルスが活性化しないとされている室温18度以上、湿度40%以上を維持しながら、適切に換気されているとみなされるCO2濃度1千ppm以下になる方法を探る。

 調査は厚崎中と埼玉(さきたま)小、大原間小で実施。各校に1台ずつCO2レコーダーを設置し、授業中の教室や部活動中の体育館などで、換気方法を変えながら濃度と室温、湿度を調べる。

 1月末まで測定する予定。換気の目安として、検証結果を市教委の定めるガイドラインで市内小中学校に示すという。担当者は調査を通じて「最適な学校環境を維持したい」と話している。