藍染めした作品の出来を確認する児童

 【那須】東陽小の6年生16人はこのほど、同校で地域ボランティアに教わりながら、卒業制作の藍染めに挑戦した。児童らが育てた原料のタデアイを使って、持ち寄ったハンカチやTシャツを自由に染めた。

 総合的な学習の一環として実施した。6年生は、同校児童の保護者でもある地域ボランティアが寄贈したタデアイ約100本を夏から花壇で栽培。新型コロナウイルスの影響で学校行事の規模が縮小される中、「心に残るものを作ろう」と藍染めを卒業制作に決めた。

 児童はタデアイの葉を水と薬品で煮て染液を作り、布を輪ゴムで縛って模様を描くなど工夫を凝らしながら制作。渡辺浩人(わたなべひろと)君(12)は「自分たちが育てたので特別感がある。どんな柄になるか分からないところが楽しい」と話した。

 お世話になった人たちに贈る巾着も作る予定で、高瀬琴音(たかせことね)さん(12)は「想像以上にきれいな色になった。喜んでもらえるものにしたい」と意気込みを語った。