成人式の開催を予定していた市文化会館で記念撮影をする新成人たち

 「せめて晴れ姿を写真に収めよう」-。中止になった成人式の会場だった佐野市浅沼町の市文化会館に10日、多くの新成人や親たちが訪れ、「祝成人」と書かれた立て看板を前に写真撮影を行った。

 同町の篠崎衣裳(いしょう)店が式典の際に設置予定だった看板を市から借り、午前9時ごろから会館入り口に置いた。新成人たちは冬晴れの空の下、看板の前に列を作って順番に撮影した。

 高校時代からの友人同士という米山南町、大学生福島来未(ふくしまくるみ)さん(20)と奈良渕町、大学生亀山綾乃(かめやまあやの)さん(20)は同所で待ち合わせて撮影を楽しんだ。2人は「成人式が行えなくて悲しかったが、振り袖姿の写真を記念に残せて良かった」と話した。

 市教委は昨年12月21日に新型コロナウイルス感染拡大防止のため、成人式の中止を発表していた。