オンライン会議の撮影で語り合う(右から)横山教授、滝島さん、本澤さんら=宇都宮市内

 障害のある兄弟姉妹がいる社会人による自助団体「栃木きょうだい会」(仲田海人(なかたかいと)代表)は31日まで、オンライン会議「障がいを持つ当事者の自立の在り方とその家族の想(おも)い」を動画投稿サイト「ユーチューブ」で限定公開している。

 会議では、埼玉県立大の横山恵子(よこやまけいこ)教授(精神看護学)が障害者の当事者家族の直面する困難について講演。「病気や障害のあるきょうだいがいる人は、職業選択など人生に大きな影響を受ける」とし、当事者や家族が一人一人尊重し合える関係づくりが重要と指摘した。

 さらに、県手をつなぐ育成会理事で重度の知的障害のある娘がいる本澤恵美子(ほんざわえみこ)さんと、宇都宮市を拠点に障害のある兄弟姉妹がいる子どもの支援活動を行う滝島真優(たきしままゆ)さんがそれぞれ体験談を話した。自閉症の弟がいる滝島さんは「弟と自分の人生を切り離して考えることができなかった」と明かし、「自分の人生を歩むためには適切な情報や周囲からの支援がとても重要」と語っている。

 動画は約2時間。視聴は専用フォーム(https://bit.ly/3lRbMMv)からの申し込みが必要。(問)栃木きょうだい会tochigikyoudai@yahoo.co.jp